東商プロジェクト 取材へ

いよいよ中小企業への取材となった。この日は、1日で2社訪問できるよう東商が調整してくれたため、若干ハードではあったが実りの多いものとなった。

午前は、浜野製作所というテレビ他メディアでもよく出てくる企業。取材の2週間ほど前にも、TBSの下町ロケットの特番で、リアル下町ロケットの企業紹介として、浜野社長と起業支援を受けている独創的な風力発電に挑む青年が出ていた。浜野製作所が支援している事業すべてが、ガイアの夜明けなどで紹介されたもので、私も実はテレビですでに見ていた。

浜野社長も、社員も、単にものを作るというだけでなく、熱い思いもあふれんばかりに抱いており、それに触れた多くの人々がさらに刺激され動くという刺激の拠点のようなところでもあった。まさに「見えないもの(思い)も生み出している工場」だった。取材した学生たちもおよそ工場とは思えないおしゃれな空間に歓声を上げたり、社長の話に目頭を熱くしていたりした。

あわただしく昼食をとり、午後は北星鉛筆に向かった。

数少なくなった鉛筆の製造工場。東京の地場産業のひとつとも言える鉛筆のあれこれを聞き、何気なく使っているものに、これだけ情熱をささげ、工夫を重ねてきた人たちがいたのかと皆驚いていた。

取材後は、近所の荒川河川敷で散歩したりジンバルを使った撮影会となった。そう遠くない2社の取材だったが、帰ってiPhoneを見たら1万歩以上歩いていた。さあ、これから制作へ取りかかるぞ。[2018.10.31]

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