方法論ゼミ 企画コンペ

方法論ゼミ(旧・メディア制作実習)の企画コンペで得票数上位で制作に入る企画が決まった。「新雑誌創刊」という目標設定で、2回の企画プレゼンを実施。なかなかおもしろい企画が残った。

1.「Retro」(大人になった人たちに昔を思い出してもらえるものを)
2.「JOBWAY」(あまり知られていない職業の実態をさぐる)
3.「ロケたび」(映画、ドラマなどのロケ地にスポットをあてる)
4.「俺の育児」(世の中には少ない男性育児の情報を)

最終的にはテスト版(表紙)を制作するので、夏頃には完成版をアップする予定。 [2018.4.26]

就活+個人研究+共同研究

春休みから就活が本格化しているはずだが、ゼミの出席率は非常に高い(就活大丈夫か?)。

4年になると、もっとも大きなものは卒論・卒制だが、これをサポートすべく共同での研究も同時並行で進めている。卒論に使えるかもしれない基礎研究をテーマが近い数人で行う。

1.メディアと地域イメージ班
2.個人と集団班
3.オーディエンス研究班
4.メディア理論班

の4つ。個人研究発表が一巡した段階で班ごとに中間発表をすることになっている。がんばれ [2018.4.20]

’93年卒 人文学部社会学専攻1期生

卒業から25年の間、何度会ったのかカウントできないほど会っている社会学専攻1期生のふたり。一方は娘を連れて武蔵のオープンキャンパスに来たこともある。

親子二代か、と考えたら、「これでいいのか?」と少しだけ気になったことがある。それは呼び方だ。
学生時代や卒業からそれほど時間が経っていないうちは、彼ら彼女らがお互いを呼び合う言い方「○○ちゃん」を借用してこちらも使わせてもらっていた。しかし、大学生の子を持つ親に向かって「○○ちゃん」では特に子供の前では奇異に感じるのではないかと心配になった。

しかし、呼び方を「大人風」にしようと思っても、変えるタイミングや「どういう呼び方に変えるか」に悩み、結局実行できない。たとえば、ある時突然「○○さん」にしてしまうと、突然よそよそしくなってしまうようにも感じられるし、下の名前から名字への変化ならなおさらよそよそしさが漂う。

この点では欧米流の、親しくなったらファーストネームをそのまま、あるいは簡略化した呼び方で親しみを込めて呼び合う、というのは結構楽な方法のように感じる。

ネット上のハンドルネームでさえ、オフラインで会うと「さん」を付けてしまうような文化圏なので、やはり親しみを込めて相手を呼ぶ適切な表現方法がないのかもしれない。 [2018.4.12]

odasemi2014 大人しかった学生も

卒業して4年。学生時代は彼らの言葉によると「友達も少なく、大学構内も端を歩くような」学生生活をしていたのだという。学校と呼ばれる空間では、ともすると元気で活発で、前に出てきて大きな声で話すような「前向き」のキャラクターがよしとされ、高校や大学でもそうした性格の子をAO入試などでも欲しがる傾向がある。私自身はそれには少し懐疑的で、「それはそれでわかりやすいし、ポジティブな立ち振る舞いは『いい子』と評価されやすいが、社会はそんなキャラだけで成り立っているわけではないし、人の能力やよさというのは「前向きキャラ」とは別なところにあると思っている。

Y君は博報堂に転職が決まり、K君もイメージング機器輸入商社の「営業」として立派に仕事をしている。こんな彼らを見ていると「前向きキャラ」信仰が現実的じゃないことはよくわかる。いろんな話をしとても楽しい時間だった。[2018.4.3]