史上はじめて、同じ店で同時刻にふたつのコンパが重なった。2年実習と3年専門ゼミだ。
実習も専門ゼミも16名だが、違うのは男女比。実習が女性10で男性6、逆に専門ゼミは、女性6に男性10。まったく逆の構成比だ。
で、飲み会でどんなふうに雰囲気が違うかと言えば、

こちらは女の子の多い2年実習。右の男子学生は口に手を当てて驚いているが、他の女性軍は全員拳をつき挙げてノリにのっている。

集合写真でも、このノリだ。実にパワフル。

こちらは同じ店、同時間帯に開かれた3年ゼミ。大人というか、大人しいというか…
騒いで、盛り上がればいいというものではないが、この雰囲気の差は、やはり男女比率の問題がもっとも大きいのではないかと感じた。専門ゼミでも女子比率の大きい年は雰囲気もずいぶん違うわけなので。
まあ、どちらもそれなりに楽しさがあったので、どっちがどうということではないが、コンパにも(盛り上がりの前提となる)「他者との協調、シンクロ」圧力ははたらいているはずだし、それに男女差があっても当然だろう。そう考えると、コンパそのものを観察対象にしてみると、そこからもいろいろ見えてきそうだ。 [2012.4.26]