「卒ゼミ」をやってみた

12月11日の日曜日に4年前に卒業したゼミ生たちのために「卒ゼミ」を行った。
始まりはfacebookでのこんなやりとりから。

F君「卒業生が集まって恩師に1日限定で授業してもらう、とかって出来たら面白くない?
元生徒は、3000とか5000円くらい払ってさ。大学と組んでそんな企画やってみたい。

「日本で一番おそい補講授業」とか、おじさんおばさん達が集まってお爺ちゃん教授の講義を聴く姿を、若い人たちが外野から見る、とかさ。
社会人になってから出てくる色んな疑問とか、社会学部生だと特に多いと思うんだよね。今の時代・今の僕らに先生だったらどんな考察をするんだろう?って。ちゃんと企画として提示すれば、大学側も受け入れてくれるのかな?
勝手に飲み屋でも出来るだろうけど、大学のイベントとして企画したほうが面白いと思うんだなー。」
という話から急速に話が盛り上がり、翌日には私が「11日に飲み会の予定だったけど、その日の午後にやるか?」と投稿し、現実の話となった。

大学は、これまで公開講座やイブニングスクールと銘打って社会人対象の講座を長い間開いてきた。しかし、これらは、卒業生もいたようだが、参加者は地域住民やたまたま車内広告を見て来た社会人がほとんどで、今回の卒業生たちの希望も、従来の公開講座やイブニングスクールとは違ったものだった。また、ゼミといいう単位では、一部の先生が特定の代のゼミ卒業生たちに講義風の話をしているという話を聞いたが、定例化もきちんとしたイベントにもなっていないのが実状のようだった。

そこで、まずはやってみなければ始まらないとばかりに急いで教室を借り実施してみた。
突然の「卒ゼミ」にかけつけることができたのは6名だったが、ゼミ終了後に開いた飲み会には11名が集まり、「卒ゼミ」の余韻を共有していた(同じ代は17名)。

講義のテーマは「メディア時代のシェア=共有」にした

参加者との議論を重視した講義に2時間、感想や今後の可能性についての検討におよそ1時間、合計3時間ほどの「実験」だった。

今後の検討課題は、卒業生だけではなく、現役ゼミ生も同席したほうがおもしろいのでは、とか、「卒論のリベンジしたい」という要望もあるので、個人発表も入れようか、など「卒ゼミ」がどんな場なのかを絞り込んでいく必要がある。ただ、少なくとも卒業生たちは、卒業後も「ゼミ」としての学びの場がほしいと思っていることは確かなようだ。

卒ゼミ終了後のfacebookでは、楽しかったという参加者たちの投稿を見た他のゼミや同じゼミの他の代から「自分たちもしたい」という声が上がっていた。 [2011.12.11]

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